成長機会の創出が
リーダーとしてのミッション。
野島 徹也 NOJIMA TETSUYA
ソリューション事業本部オイル・ガス&ケミカル部門サービスグループリーダー兼販売グループ
2000年 中途入社
※所属部署は取材当時のものです。
私の仕事
トラブルを起こさないことが
ミッション。
私が所属するオイル・ガス&ケミカルサービスグループは、化学系や石油・ガス系のプラントなどに設置した製品のアフターメンテナンスを行う部門です。化学工場における冷凍機は製造プロセスの一つなので、冷凍機にトラブルが起きると、工場全体がストップするほどの大問題となってしまいます。そのため“絶対に”故障しないようにスケジュールに沿ってメンテナンスを行うのが私たちのミッション。当然、責任は重大です。ただその緊張感がやりがいになっているというメンバーも多く、私もそのうちの1人。求められるレベルが高ければ高いほど、燃える性格なんです。そうはいってもかならずスケジュール通りに動いてくれるほど現場は甘いものではありません。そのためサービスグループのリーダーに就任してからは、つねに全体を把握しながら、どんな場面においても最適解を冷静、かつ迅速に判断するように努めています。
SO WARMなエピソード
海外で得た達成感と喜びが
仕事の礎に。
海外からの発注が盛んだった時期に、何度か出張に行きました。中国やタイ、インドなどアジアが中心だったのですが、当時、それらの国では仕事において日本のような線引きがなく、「やれることはみんなで協力してやろう!」という雰囲気だったんです。大事な交渉こそ通訳さんにお願いするものの、日々の作業は身振り手振りでコミュニケーション。敬称も気にせず、ファーストネームで呼び合って。ある国でプラントの試運転業務に携わったときも、現地のお客さまやワーカーと一体となって進めたことで無事に完遂。みんなでハイタッチしたのをよく覚えています。言語や文化の違いを乗り越えて団結するおもしろさを実感し、心が熱くなりました。達成感や喜びなど、海外だからこそ得られる経験ってやっぱりあるんです。若い世代にもそのチャンスをつくってあげたいので、今いろいろ考えているところです。
これからの目標
後進の育成のために
やれることを全力で。
まだ経験の浅い若手社員に成長のチャンスをたくさんつくるのが、今の自分の役割なのだと思っています。たとえば出張や転勤で外の世界を見るのもいいですし、別の業種を経験する機会があってもいい。私自身、前職で営業職を経験したことがあったのですが、営業担当ならではの大変さが身にしみ、仕事に対する理解が深まったものです。こういう機会を創出するべく、たとえばジョブローテーションを推進するなど、いろいろと取り組んでいる最中です。また昨今は「管理職になりたくない」という風潮があるといわれていますが、それはやはりもったいない。前川製作所では管理職になれば、売上や利益など数字をある程度任せてもらえますし、経営的な話に携わることもできるんです。やってみると分かるのですが、やりがいが非常に大きく、プレイヤーとはまた違ったおもしろさもあります。私自身が仕事に全力で取り組むことで、管理職になることの魅力を、後輩たちに伝えていけたらいいですね。
MY 1WEEK 1週間の流れ
- MON
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工程会議に参加。作業の進捗状況をチームで確認
- TUE
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お客さまを訪問。その後支社に戻って事務処理を行う
- WED
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事務処理などデスクワーク中心
- THU
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社内会議に出席。後進の育成についてなど議題は様々
- FRI
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お客さまの訪問や事務処理など。必要に応じて柔軟に対応
- WEEKEND
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愛猫と自宅でゆっくり。ときには日帰り旅行に出かけてリフレッシュ!
仕事の必須アイテム
タブレットやスマホといったモバイル端末が必須アイテム。外出することが多いので、事務所で集中して行う業務と、移動時間を有効に使って行う業務を分別して効率化を図っています。会議や打ち合わせのメモも紙ではなく、電子ツール派。いつでもどこでも会社と同じクオリティの仕事ができるよう、あらゆる情報を電子化してクラウドに保存しています。